附属幼稚園


【附属幼稚園の概要】

附属幼稚園は,明治36年3月に千葉幼稚園として県教育会が創立し,県から文部省に移管され,昭和41年より現在の西千葉キャンパス内に位置しています。年齢の小さい子ども達が通園するため,西千葉駅に一番近い場所にあります。

本園では,子ども達が自ら考え取り組んでいく経験を大切にした保育実践研究を継続して行っています。またクラスの枠を超えた子ども達のかかわりや交流が多く,全教員が全園児にかかわって保育するというティーム・ティーチングを実践しています。毎年,公開研究会でこれらの研究成果を発表し,研究を深めています。

また,広い園庭は,緑に恵まれ,四季折り折りの自然がいっぱいです。春は桜やたんぽぽ・白つめ草・木いちご,秋には栗や柿・紅葉,冬にはみかん,また,園内で芋掘りや焼き芋大会も行われます。子ども達がのびのびと遊びに取り組み,成長していく姿が見られることでしょう。

大学の授業としての観察や教育実習では,学部生は子ども達と直接触れ合ったり,共に生活する時間もあり,子どもならではの素晴らしい発想に驚きや感動を持ちます。そして,保育の大変さと共に,楽しさややりがいを実感できる充実したときを過ごしています。


【所在地】

〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
JR西千葉駅より西千葉キャンパス南門まで徒歩約2分
京成みどり台駅より西千葉キャンパス正門まで徒歩約7分

TEL:043-290-2702 043-251-9001(FAX共通)

附属小学校


【附属小学校 の概要】

附属小学校が西千葉地区に移転統合されたのは,昭和41年4月18日のことです。以来,教育学部学生の実習を受入れてきました。平成13年は年間4回(各4週間)受入れています。このところ,児童数が減少する傾向が全国的に進んでいるので,教員になるにはずいぶん勉強をしなければならないようです。毎回の実習生はとても熱心で,実習を機に教員になろうと意欲を高めた先輩も数多くいます。

児童はとても明るく元気で千葉市内のあちらこちらから電車・バス・徒歩等で通学しています。大学の中に小学生が歩いているのを見て驚かれた大学生さんもいました。広いキャンパスの中は安全で緑がたくさんある絶好の環境となっています。施設内にも,児童の図書2万冊を備え,プールは大小二つ持ち,体育館や多目的ホール,音楽室,図工室,理科室等は各二教室ずつ設置されています。この他,家庭科室や心理劇室等の特別教室の充実を図っています。

一方,大学生の卒業論文のための研究対象としての役割も果たしています。昨今の傾向は調査研究が多いようですが,アンケートの依頼に来る先輩も多くいます。もちろん,大学の研究室との協同研究にも力を入れているところです。大学の附属施設としての役割を果たしていますが,特別な学校ではなく,初等普通教育を実施しています。

この他,毎年公開研究会を開き全国の先生方が1,000人も集まります。もちろん,その中に皆さんの先輩や現役の学生さんも入って熱心に勉強しています。また,研究紀要も毎年発行していますので,関心のある方は,事務室までおいで下さい。


 【所在地】

〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
JR西千葉駅より西千葉キャンパス南門まで徒歩約2分
京成みどり台駅より西千葉キャンパス正門まで徒歩約7分

TEL:043-290-2462 FAX:043-290-2461

附属中学校


【附属中学校の概要】

◆沿革:昭和40年4月附属第一中学校と附属第二中学校が統合して設立。

◆特色:本校は教育基本法に基づいて,一般普通教育を行うとともに,次の特殊な任務をもっています。

千葉大学,特に教育学部と一体となり,教育の理論,教育技術,その他の諸問題について科学的な実験研究を行い,教育の振興に寄与する研究学校です。
千葉大学教育学部生のための教育実習(観察,参加,実地授業)を行い,本校教員は実習生の指導を行います。
県内学校及び他の教育機関に対して奉仕的な立場にある学校であり,このため本校の研究成果を発表し,または指導出張などの方法により,現場の教育実践の推進力となっています。

 

【教育実習】

◆期間

中学校教員養成課程・・・主専攻生として,2班にわかれ4週間の実習を行います。
小学校教員養成課程・・・中学校教諭免許状を希望する学生が,副専攻生として,班にわかれ2週間の実習を行います。
養護教諭養成課程・・・4年次に2班にわかれ3週間の実習を行います。


◆主な実習内容

教材・・・教科指導上の基礎的知識技能の習得,観察,指導案の作成,実地授業,精練実習 
学級・・・学級経営,生活指導の基本的な問題に関する理解,日直勤務,道徳と学級活動,特別活動や学校行事への参加


 【所在地】

〒263-8522 千葉市稲毛区弥生町1-33
JR西千葉駅より西千葉キャンパス南門まで徒歩約2分
京成みどり台駅より西千葉キャンパス正門まで徒歩約7分

TEL:043-290-2493 FAX:043-290-2494

附属特別支援学校


【附属特別支援学校の概要】

附属特別支援学校は、千葉大学教育学部の附属学校とし,知的発達に障害のある児童生徒を教育する学校です。大学の構内から約7キロメートル離れた千葉市稲毛区長沼原町にあり,小学部,中学部,高等部があります。小学部は,低学年,中学年及び高学年の3学級からなり,中学部・高等部は,学年別に3学級を編制しています。1学級の定員は,小学部・中学部は6名,高等部は8名です。

 

【役割】

教育学部の教官及び学生に,研究の場を提供します。
学生に教育実習の場を提供し,その指導に当たります。
教育の実践的研究に取り組み,その成果を研究会等を通して公開します。

 

【特色】

「生活のための,生活による,生活の教育」を目指しています。

一定の期間,一定のテーマにそって遊んだり,働いたりする活動を中心にして学校生活を整え,児童生徒が充実した学校生活を送れるようにしています。

児童生徒が自ら取り組む学校生活を大切にし,できる限り,児童生徒が生活を計画し,実行するようにしています。「新入生歓迎遠足・運動会・ふよう祭(学校祭)・お別れ会」などの学校全体で取り組む行事については,児童生徒会役員が企画・運営をします。そして,児童生徒会の各委員会や各学級が,準備等の活動に取り組みます。

卒業後,働きながら人と交わる社会生活ができるように,働く生活を学校生活に大きく位置づけています。中学部と高等部では,職場や作業所などにおける校外実習を実施しています。

また,就職等に向けた進路指導に力を入れ,中学部卒業時の就職や,高等部1,2年修了時の就職についても,本人及び保護者と協議の上で進めています。


【所在地】

〒263-0001 千葉市稲毛区長沼原町312番地
JR総武線稲毛駅より京成バス山王町行にて長沼原公園下車徒歩3分
TEL:043-258-1111 FAX:043-258-9303