卒業生の進路状況

 多くの卒業生が教員として活躍しています


 過去5年間の進路状況が示しますように,数多くの卒業生が,教師として千葉県をはじめ全国で活躍しています。後援会からの支援により,校長経験者から直接指導を受けられる「教職サポートルーム」や各種教職セミナーなどを開催しており.将来の就職や進路に関する活動を手厚くサポートしています.

 

  大学院でスキルアップ


 教育学部卒業後,大学院教育学研究科に進学し,スキルアップを果たしている卒業生も大勢います.本学の教育学研究科は「修士課程」,「専門職学位課程」の2課程からなり,専門性と実践力を高めることができます.
 さらに,東京学芸大学大学院連合学校教育学研究科(後期3年のみの博士課程で,東京学芸大学を基幹大学とし,埼玉大学・千葉大学・横浜国立大学との連携協力の下に組織された連合大学院)へと進学することにより,体系的に継続して研究を進めることもできます.

 

新しい学部教員の紹介

本年度も学生の教育や研究にかかわる新しい先生方が着任いたしましたので、ご紹介いたします。

 

 

 

 社会科教育 准教授 阪上 弘彬 先生

 

 2021年10月に社会科教室に着任しました。博士課程修了後は、学振研究員を1年経験したのち、初任の岐阜高専では社会系科目を担当し、異動後の兵庫教育大学では現職教員の研修や文科省のプロジェクトに携わるセンターで勤務をしながら、学部・大学院の社会科教育の科目も担当していました。
 専門は社会科教育学(そのなかでも地理教育)、ESD(持続可能な開発のための教育)で、特にドイツを中心とした海外の社会科を対象にした研究を行っています。また近年では、共同研究で小学校の地域学習の実態調査、デジタル教科書の活用、教師教育に関する研究にも取り組んでいます。
 社会科教室に着任するのは今回が初めてとなり、また卒論・修論ゼミを担当するのも初めてになります。学生を的確に支援・指導できるよう、自分自身も研究者そして教育者として成長できるように精進していきたいと思います。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

数学教育 准教授 前田 瞬 先生

 2021年10月より数学教育講座に着任いたしました前田瞬と申します。
 修士号取得後に損害保険会社でアクチュアリーと呼ばれる確率論と統計学を駆使し、将来のリスク分析・評価をする業務に携わっておりました。博士号取得後は秀明大学助教として1年間、島根大学講師として8年半、研究、教育、大学運営に携わってきました。また、この間、海外特別研究員としてアメリカ合衆国テキサス州で2年間研究を行いました。
 私の研究分野は微分幾何学と呼ばれる分野です。この分野は「図形の謎を微分積分を使って解き明かす」というもので、非常に歴史のある研究分野です。一方で、 AI、特に機械学習などの最新の研究ともつながりがあります。最近はこの機械学習を図形としてみる研究に興味があり、日夜数式と格闘しています。
 これまでの研究、教育、大学運営の知識と経験を生かし、千葉大学教育学部の更なる発展に貢献したいと思います。これからどうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 身体・スポーツ教育 助教 佐野 智樹 先生

 2021年10月より保健体育科教室に着任いたしました佐野智樹と申します。
 教育・研究では、体育・スポーツにおいて「どのようにしたら、目標とする運動ができるようになるのか」という動きの発生に関わる問題を扱っています。現在は器械運動において、様々なつまづきを抱えた児童生徒が、どのような感覚が欠落していて、どんな段階を設定したらできるようになるのかといった、動きの感覚に焦点を当てた研究を行っています。
 体育において、授業マネジメントや児童生徒が主体的に学べるような教育学的配慮が必要なのは言うまでもありませんが、それと同時に、運動を指導できる確かな能力が必要だと私は考えています。1人1人の身体・感覚を見抜き、寄り添い、適切な時機に、適切な運動素材を処方できる教員を育てていきたいと考えています。
 また、附属学校園との連携が充実している千葉大学ならではの環境をいかして、私自身も教育現場に足を運んで様々なことを学び、たくさん吸収していきたいと思っております。まだまだ不慣れな点もございますが、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

 幼児教育 准教授 淀川 裕美 先生

 2021年10月に幼児教育教室(現・乳幼児教育コース)に着任しました。幼稚園教諭免許・保育士資格の取得に関わる科目と研究指導を担当しています。
 自身の研究では、保育所や幼稚園等での子ども同士の対話、子どもと保育者の対話を主な研究関心としてきました。共同研究では、園内研修での保育者の対話や学び、保育・幼児教育の省察や評価等をテーマに取り組んできました。そこに生きる子どもたちや保育者の声を聴きたいと思っています。
 前職では保育・幼児教育や子育てに関する研究センターに所属し、様々な地域の現職の先生方とご一緒させて頂く機会が多くありました。子どもや保育のことを語り合い、「乳幼児期の子どもたちの経験や育ちの大切さ」を改めて深く考える日々でした。
 千葉大学では、未来の保育者、そして子どもと関わるみなさまと、保育・幼児教育の奥深さを学び、共に創っていけることを楽しみにしております。どうぞよろしくお願い致します。

 

 

教育心理学 准教授 西口 雄基 先生

 本年度から教育心理学の教員として着任いたしました、西口雄基と申します。以前は大学の学生相談所に勤務しておりました。
 学校において、うつや不安などの精神的な健康の問題に悩まされる人は少なくありません。こういった精神的不適応について認知心理学やパーソナリティ心理学の手法を用いて研究する認知臨床心理学が私の専門分野です。
 心理学の研究で得られた知識を現場で活かし、児童生徒だけでなく教員も含めてより多くの人たちが充実した学校生活を送れるようにするためにはどうすればよいか、学生の皆様と一緒に考えていくことができればと考えております。
 よろしくお願いいたします。

 

 

 

教育学講座 助教 八木澤 史子 先生
 4月から、教育学研究室に着任いたしました八木澤史子と申します。
 3月まで、広島市、東京都で20年間小学校教員として勤務しておりました。その間、現場の教員の中で多く共有されている暗黙化された実践知を、学術的な知見として明らかにし、広く伝えていくにはどうすればいいだろうかと考え、働きながら修士課程、博士過程へと進み、研究に取り組みました。
 専門は、ICTを活用した授業づくり、教師の力量形成です。最近現場に導入された1人1台の情報端末により、学校や授業が大きく変わりつつあります。しかしその中で変わらないものもあります。変わるもの、変わらないものを明らかにしながら、これからを生きる子どもたちに必要な教育を、みなさんと一緒に考えていければと思います。
 目の前に座っている人たちが急に大きくなり、少しドキドキしていますが、みなさんと一緒に学べることを楽しみにしています。どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

教員養成開発センター 准教授 國吉 浩二 先生
 今年度より教員養成開発センターに着任いたしました國吉浩二と申します。千葉県内の中学校の理科、数学の教員として約30年勤務しその後、南房総教育事務所で指導主事として行政の仕事をする機会をいただきました。改めて学校というものを違った角度から見る良い機会だったと思っています。教員として様々なバックボーンを持った子どもたちから得た経験や、行政から見たときの俯瞰した見方などを皆さんにお伝えできるようにしていきたいと思います。大学院生の指導が主になりますが、学校の中心で活躍できる人間味を持った指導力のある教職員の育成を目指していきたいと思います。よろしくお願い致します。

 

 

 教員養成開発センター 准教授 森 美香 先生
 教員養成開発センターに着任しました森美香です。これまでに、千葉市内の小学校や千葉大学教育学部附属小学校で学級担任を務め、その後、千葉市教育センターでは、指導主事として研究や研修を担当しました。千葉大学は、学生時代に級友と共に学び、サークルの仲間と様々な経験を重ねた楽しい思い出が詰まった場所です。また、千葉大学を卒業後、附属小学校に勤務し、教職大学院でも2年間学ぶなど、千葉大学とのご縁を感じるところです。こうして、大学に戻って教育学部で学ぶ学生の皆さんと授業を行うことができることを大変嬉しく思っています。
 実務家教員として、学校現場や教育行政で得た経験をもとに学生の皆さんと共に学びを深めていきたいと考えています。どうぞよろしくお願いいたします。