特別支援教育コース
発達障害を含む特別な支援を必要とする子どもの教育を実践できる人材の育成を目指す
【特別支援教育コースの特長】
- このコースでは、特別支援学校(知的障害、肢体不自由、病弱)の教育を担える教員を養成します。また社会が大きく変化する中、発達障害を含む特別な支援を必要とする児童・生徒が増えていることから、特別支援学校での教育だけでなく、小学校・中学校等の特別支援学級や通級指導教室、通常学級での教育も担えることを視野に入れた専門的知識、技能を身に付けます。
【特別支援教育コースのカリキュラム】
- 教育学部のカリキュラムは、
・学部で開講される多様な授業
・学外における「教育実習」と「学校教育体験」
の2つの柱で構成されています。 - 学内の授業で学んだことを、学外の現場で実践し、現場での課題を大学に持ち帰りさらに探究するという、学内での学びと学外での学びを往還することで、実践力を高めます。
【専門基礎科目】
大学の授業や実習に関する基礎を学びます。
- 新入生セミナー
- 日本国憲法 など
【小学校教科及び教科の指導法に関する科目】
すべての教科について、自信をもって教えられる力を身に付けます。
- 各教科の教育法(10教科)
- 教科についての専門的事項(9教科)
【学校及び教育の諸課題に関する科目等】
国際理解教育や道徳教育など、現代的な課題について学びます。児童・生徒の発達や心理、特別活動についても幅広く学びます。
- 通常学級における特別支援教育
- 教育英語
- 小学校英語実践
- 道徳教育の理論と方法
- 特別活動の理論と実際 など
【特別支援教育に関する科目】
特別な支援を必要とする子どもの教育を行うために必要な専門性を学びます。
- 特別支援教育の基礎理論に関する科目
- 心理・生理・病理に関する科目
- 教育課程や指導法に関する科目 など
このほかに、普遍教育科目や「卒業論文」などの科目があります。
【授業紹介】
知的障害心理検査法演習
たとえ同じ障害名であっても、児童生徒の実態やニーズは、一人一人大きく異なります。この授業では、子どもたちをよりよく理解し、教育するために必要な「検査」の考え方と実施方法を実践的に学びます。