英語教育コース

─  国際的な視野をもった英語教育のリーダーとなれる教員を目指す ─

 

【英語教育コースの特長】

 

  • このコースでは、即戦力人材として小学校教員、中学校教員または高校教員となって、子どもたちの英語力を高め、国際感覚を養うことのできるリーダーを養成します。
  •  1 年次から継続して行われる英語トレーニングの授業と留学や海外研修などにより、自らの英語力の向上を目指すのはもちろんのこと、多様な授業科目により小学校及び中学校、高校で英語を教える力を磨き、さらに国際理解教育に強い関心と意欲を持つ教員を育成します。
  •  A 選択では小学校教諭1 種免許と中学校教諭2 種免許(英語)、B 選択では小学校教諭2 種免許と中学校教諭1 種免許(英語)をそれぞれ取得することができます。またA 選択、B 選択いずれも希望により、小学校教諭1 種、中学校教諭1 種(英語)の免許の取得ができ、さらに高等学校1 種(英語)の免許も取得できます。

 

【英語教育コースのカリキュラム】

 

  • 教育学部のカリキュラムは、
     ・学部で開講される多様な授業
     ・学外における「教育実習」と「学校教育体験」
    の2つの柱で構成されています。
  • 学内の授業で学んだことを、学外の現場で実践し、現場での課題を大学に持ち帰りさらに探究するという、学内での学びと学外での学びを往還することで、実践力を高めます。

 

【専門基礎科目】

大学の授業や実習に関する基礎を学びます。

・新入生セミナー
・授業研究入門 など


【小学校教科及び教科の指導法に関する科目】

外国語を含めたすべての教科について、専門性を高め、自信をもって教えられる力を身に付けます。

・各教科の教育法(10教科)
・教科についての専門的事項(10教科)


【学校及び教育の諸課題に関する科目等】

小学校英語教育や国際理解教育など、専門性の高い、現代的な課題について学びます。また、インクルーシブ教育、児童・生徒の発達や心理、特別活動についても幅広く学びます。

・第二言語習得理論
・グローバル授業演習(海外研修)
・通常学級における特別支援教育
・心理発達支援論
・特別活動の理論と実践 など


【中学校教科及び教科の指導法に関する科目】

英語学、英語文学、英語コミュニケーション、異文化理解の枠組みから、中学校、高校教員として必要な専門知識をバランスよく学んでいきます。

・英語学概論
・応用言語学
・英語文学概論
・English Communication
・Writing I
・Presentation & Discussion
・Understanding Other Cultures: Basic
・Understanding Other Cultures: Advanced

  • このほかに、普遍教育科目や「卒業論文」などの科目があります。

 

【授業紹介】

 

▶︎ 発音トレーニング

英語教師として手本となれるよう、英語の発音を基礎から学ぶ授業です。英語と日本語の発音の違いについて知り、自分の発音を修正する力を身につけます。さらに、英語らしいリズム、イントネーションを練習します。

 

【学生からのメッセージ】

 

 

小学校教員養成課程(現:英語教育コース)
保高 健人(長野県出身)

皆さんは2020年に小学校の英語授業が教科化されることをご存知でしょうか。そのため私たちも、小学校英語教育の先駆者として英語授業を率先して行える教師になるべく、日々勉学にいそしんでいます。
英語科では、1年次から多くの模擬授業を行います。指導案を自分で考え、実践し、反省し、改善するというプロセスをくりかえすことで、より精錬された授業を行えるようになります。2年次には授業の一環として実際に小学校で授業を行います。現場での授業によって貴重な経験値を得ることができます。
また、千葉大学には留学や海外研修プログラムが数多く存在します。英語科はプログラム参加の支援体制が充実しています。中学・高校の英語教員免許も取得可能であり、将来の活躍の幅を広げることができます。
千葉大学教育学部で皆さんとともに学べる日を楽しみにしています。