国語科選修

ことばの豊かさに触れ,子どものことばの開花・成長を助けることのすばらしさを共に学びましょう。

国語科選修は,ことばの持つ豊かな力を意識して子どもと向き合い,ことばの学びをひらく新しい国語教育を担い, 日本語や文芸に関する専門性を指導に生かせる教員を養成します。

 

【魅力あふれる授業】


小学校課程では,小学校教員になるために必要な幅広い授業を用意しています。そのうち国語科選修用の授業としては, 「ことばをしらべる」,「小学校国語(書写を含む)」などがあり,次のような魅力あふれる授業が展開されています。


▶︎ ことばをしらべる

アンケートを作成して言葉についての意識調査を行う、コーパスを使用して用例を収集するなど、言葉について実際に分析することを通して、国語の授業で活用できる「言葉に関する調査」の方法を学びます。

▶︎ 小学校国語(書写を含む)

小学校教員にふさわしい国語力を総合的に養うことをめざし、「読むこと」「書くこと」「話すこと・聞くこと」「伝統的言語文化と国語の特質に関する事項」の各領域について、具体的な課題に即して学んでいきます。


また,「授業研究入門」「小学校国語科教育法」などでは,理論だけでなく,授業実践例を取り上げたり,小学校の授業を見学したり,本作りや番組作り・詩の朗読上演や「語り」の実演など,経験を通して学ぶ場を取り入れたりして,魅力的な授業を実現する方法を,具体的・実践的に学ぶことができるようにしています。

本人が希望して認められた場合には,必要な授業を追加履修することによって,中学校や高等学校,幼稚園や特別支援学校(養護学校)等の教員免許を取得することも可能です。

 

1:教育法授業で指導法体験学習の中で生まれた学生の作品
2:大学における授業風景。楽しく考え合って学びます。

 

【卒業後の進路】


卒業生は,小学校の教員を中心として,中学校あるいは自治体・公共機関の教育関連部門や 教育関係の民間企業などにも就職しています。また,大学院への進学の道もあります。

 

【学生の一言】


この4年間,授業以外の時間がとっても長かった。国語科の友達とキャンプやスノボに行ったり,大学祭で焼きそば売ったり……一緒に大騒ぎして遊んだ思い出は数え切れません。

もちろん,ただ遊んでるだけじゃなくて,一緒に授業を受けて,小学校へ実習に行って,子どもとどう接すればいいんだろう,と話し合ったことも。

そんな友達と過ごせた4年間のおかげで,教員になっても頑張れそうです。

(Aさん・4年生)

1:小学校国語教科書
2:学校国語科授業風景。様々な授業を見学して,実際的で具体的な学びを行います。