家庭科選修

家庭科選修は,衣食住や家庭生活を核とした人間の生活全般を,個人の生き方から地球環境までも見据えたグローバルな視野で学んでいます。内容は,小学校の教育課程に含まれる生活経営学,被服学,食物学,住居学に保育学を加えた5領域と,それらを統合する家庭科教育学とで構成され,7名の専門スタッフが指導に当たっています。講義,演習,実習,実験をとおしてそれぞれの基礎を学び,身近な生活の中から課題を見つけて,卒業研究に取り組みます。

家庭科が「学び」の対象とする生活の諸問題は,さまざまな要素が複雑に関係し合った,多元的で重層的な構造をしています。家庭科選修では、衣食住や家庭生活を核とした人間の生活全般を、個人の生き方から地球環境までも見据えたグローバルな視点で学んでいきます。

21 世紀の現代は,前世紀の近代化がもたらしたいろいろな負の遺産を前に,生活の質の転換が求められており,家庭科に課せられた教育的,社会的役割は小さくありません。私たちは,若いみなさんに期待しています。