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【旧課程】大学院教育学研究科 学校教育科学専攻

学校教育科学専攻の概要

現代の学校教育は,不登校,学力をめぐる問題,学級崩壊等さまざまな問題を抱えていますが,こうした今日的諸問題に対応するには,教科や旧来の教区諸科学の狭い枠組みを超えた柔軟で,かつ教育の現場と連携したアプローチが必要になっています。児童生徒の学習上の困難という問題一つをとっても,その問題解決には,単に教科内容の指導法にとどまらず,対人関係等の心理的諸側面や発達障害についての理解,あるいは学級経営,保護者対応等の実践的能力といった幅広い素養が求められます。同時に真に実践的でありうるためには,さまざまな実践的経験や知識が,単なる寄せ集めではなく,教育学的な理論によって裏づけられた体系的な知となることが必要です。
学校教育科学専攻では,教育の諸問題を学際的なアプローチによる科学的視点から捉え,さまざまな問題に的確に対応しうる高い素質を持った人材の育成とともに,現職教員のリカレント教育の一層の充実を図ることにより,教育の現場と教育科学との発展的な循環を図ることを目指しています。
専攻には,個々の子どもの発達を支援する教育の問題を扱う教育発達支援系と,教育現場に生じる諸問題を扱う教育開発臨床系の2つの系を置いています。
 

系の紹介

学校教育科学専攻には,「教育発達支援系」と「教育開発臨床系」の2つの系があります。
 

◆教育発達支援系

子どもの発達を促す場としての学校教育現場が直面している様々な課題に応えるためには,教育学,心理学といった旧来の教育諸科学の枠組みを超えた柔軟な学際的アプローチが必要とされています。
教育発展支援系では,児童・生徒の学習課程,幼児から児童・青年に至る子どもの身体的・認知的・社会的発達の過程,発達障害児や重複障害児の教育支援,児童・生徒の健康の支援等について幅広い知識と実践力を備え,今日的課題に対処できる人材の育成を目指していきます。
 

◆教育開発臨床系

現代の教育はさまざまな複雑な問題を抱え,それらの問題は年を追うごとに深刻となり,こうした諸問題に取り組むためには,既存の教育学・教科等の研究だけでは十分ではなくなっています。教育現場に寄り添って研究し,実践することが一層強く求められています。
教育開発臨床系では,こうした教育現場に寄り添って臨床的・実践的に研究できる人材の育成とともに,現代教育に関する諸問題をマクロな視点と実践的・臨床的なミクロな視点の両面から捉え、教育学と教育の実際の環流を図ることのできる人材の育成を目指しています。